導入事例

2020.10.15

タクシー会社の重要課題 『事故防止』に本気で取り組む。

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神奈川県横浜市に拠点を構える東宝タクシーでは、地域の人の移動を支え続けるために欠かせない安全・安心の実現に向けてDRIVE CHARTを活用いただいています。導入後の取り組み内容や成果について、ご担当者様にお話を伺いました。

 
会社名 東宝タクシー株式会社
業種 タクシー事業
導入時期 2019年9月

最も大事な安全・安心と 労働環境の向上のために

——DRIVE CHARTを導入いただいたきっかけを教えてください
ご担当者様:弊社は、地域の発展と共に事業成長してきた創業60年以上のタクシー会社です。業界や地域への貢献活動に積極的に参加し、従業員教育にも力を入れています。
従業員教育では、十数人のチームで学ぶ「チーム制度」を取り入れ、月に一度、事故事例の振り返りや、地理研究、車両整備など、様々なテーマで研修を実施しています。
事故を防止することは、タクシー事業にとって安全・安心という最も大事な部分ですし、労働環境の向上と言う意味でも、大きな課題と捉えて、特に注力しています。
年に1度の運輸安全マネジメントキックオフミーティングも、全社員参加で実施しています。

乗務員が「できていないこと」に自ら気づける

——どのようにご活用いただいているのでしょうか
ご担当者様:まず初めに、運輸安全マネジメントキックオフミーティングの開催に合わせて、DRIVE CHARTによる取り組みを検討し、検知するリスク運転数をチーム目標に取り入れる方針を固め、全社員へ発表しました。
具体的には、毎月実施するチーム会議で、一カ月間の結果を振り返り、翌月の目標を設定する、というものです。チーム内で、お互いの数値や動画を見ながらフィードバックしあっていて、他チームの結果とも比較しながら、乗務員が自分自身の運転を振り返っています。
「自分はできている」「他の人もそんなもの」と考えがちの乗務員でも、他の人やチームで比較することで、「できていないこと」に気づく機会になっているようです。管理者としても、乗務員に対して事実をもとに客観的に話すことができるので、無理のないコミュニケーションがとれていると感じています。

一時停止不履行による事故は、完全ゼロを達成

——DRIVE CHART導入後の率直なご感想をお願いします。
ご担当者様:重点課題としていた一時停止不履行による事故は、完全ゼロ*を達成しました。さらなる改善を目指して、運用の見直しなども行いながら、取り組みを継続していきます。
新たに追加された検知項目の「急後退」では、後退時の安全確認の様子を評価できるようになりました。今後の機能開発にも期待しています。
※取り組み開始後、半年間の実績結果より

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