DRIVE CHARTとは

2021.09.13

業務効率化も支援できるDRIVE CHARTの便利機能5選(トラック・タクシー編)

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運行管理者が、ドライバーに運転日報(用紙)の提出を依頼し、運転日報を確認する。そして、安全運行に必要な指示をドライバーに出し、その内容を点呼記録簿に記録。もし、交通事故が起きたときは各資料を引っ張り出してきて突合し、検証する——。 運送会社やタクシー会社の現場でよく見かける光景です。時代や時勢の変化に合わせて各業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)による業務の変革が推進される中、過去の慣習をなぞるのは、業界にとってポジティブとはいえません。 次世代AIドラレコ・DRIVE CHARTは、交通事故の削減を支援するだけのサービスではありません。搭載されている便利な機能を活用すれば、業務効率化の促進も可能です。今回は、タクシー会社や運送会社の業務効率化を支援できる、DRIVE CHARTの5つの便利機能をご紹介します。

業務効率化を促進する便利機能①|遠隔動画取得


SDカードに保存された常時録画映像の中から、日時を指定し取得処理をかけることで、遠い場所にいながら映像を閲覧することができます。

事故を起こした車両が遠方にあり、すぐにSDカード内にある事故発生時の映像を確認できないときや、事故には至っていないものの煽り運転に遭っている……といった状況でも、すぐに実際の映像をダウンロードして対応を進めることができます。また、お客さまや他ドライバーとトラブルになっているという場合に、即、管理者側で直前の運転映像を確認して対応を検討することが可能です。

便利機能として推奨する理由

運行管理者が車両の帰庫を待つことなく映像(動画)をチェックできるため、事故やトラブルの初動対応が円滑に進みます。

お客さまの声

「従来のドライブレコーダーだと、交通事故が起きたとき、車両が帰庫するまでSDカードが確認できないのですが、DRIVE CHARTの遠隔動画取得機能を使えば手間をかけずにWeb上で迅速に事故発生時の状況確認ができるので、助かっています」
「(タクシーで)乗務員の運転が粗かったり、接客時の応対でトラブルやクレームがあったりしたとき、その詳細を確認するために、遠隔動画取得機能を使っています」

業務効率化を促進する便利機能②|週次サマリーメール


AIが解析した運転内容をもとに、レポートを自動作成。毎週月曜日の午前、運行管理者とドライバーに、前週の運転内容結果のサマリーをメールでお届けします。

使い方のイメージ

運行管理者は、毎週月曜日の午前に届くメールを確認して、前週のリスク運転の傾向や、特にリスク運転が多かった要注意ドライバー5名を把握できます。また、メール内にあるリンクからDRIVE CHARTのページに移動すれば、該当者5名のリスク運転映像の確認も可能です。

便利機能として推奨する理由

ドライバーが多い拠点では、日々の運転挙動が目についても、忙しさから全体傾向の把握に時間を避けないケースがあります。週次サマリーメールを活用すると、抜け漏れなく前週の傾向を把握でき、効率的な全体管理が実現できます。

お客さまの声

「複数の拠点を管理していると一つ一つのレポートを見るのは時間がかかるので、各拠点の状況が一目で把握しやすく、注意すべき対象が絞りやすい」
「週次サマリーメールの内容をもとにレポートを確認するフローにしているため、管理者・ドライバーとも確認を忘れることが少なく、振り返りの習慣が定着しやすいです」

業務効率化を促進する便利機能③|顔認証


注)画像はイメージです。

AIが顔画像を学習し、ドライバー一人ひとりの顔を識別する認証方法です。

使い方のイメージ

従来のような乗務開始時の乗務員番号の入力、カード認証といったことはせず、ドライバーは乗車して運転をするだけで、OK。DRIVE CHARTのWeb画面では、顔認証データをもとにドライバー別のレポートを自動作成します。

便利機能として推奨する理由

リスク運転を含む全ての運転データが、車両・ドライバーのそれぞれに自動的に紐付けられるので、運行管理者は動画を整理する手間なくすぐにWeb画面上でドライバーごとの運転の良し悪しを確認することができます。

さらに、ドライバー別の運転データ単位でアカウントが作成されるため、各ドライバーは自分の運転データだけがまとまった専用ページを確認することができます。そのため、長距離運転や隔日勤務といった運行管理者の安全運転指導の機会が少なくなりがちなドライバーであっても、自分の運転を自分自身で振り返ることができ、運転の改善を続けることができます。

お客さまの声

「共有車両でも都度の運転レポートと乗車ドライバーの突合作業が不要なのが、とても楽! 危険運転があったドライバーへタイムリーに声かけ・指導ができています」
「コロナ禍でマスク着用が増えたのですが、マスクを付けていてもちゃんと顔認証できています」

業務効率化を促進する便利機能④|走行軌跡表示


一日の走行ルートから、配送ルートや車両配備の最適化の検討ができます。

使い方のイメージ

選択した車両1日分の走行軌跡を地図上の描画や住所ごとの滞在時間の一覧という形で確認でき、1日の走行ルートから配送ルートや車両配備の最適化に向けた検討に役立ることができます。さらに、時間帯を指定して表示できるため、走行ルートが重なるような稼働が多い業態であっても一日の動きをしっかりと把握することが可能です。

便利機能として推奨する理由

勤務時間内や社用車を利用している時間帯の行動が可視化でき、決められたルート通りに走行しているか、報告どおりの訪問先に行っているかなどの把握が容易になります。これにより、社員の行動管理や配送ルートの計画が効率化できます。

お客さまの声

「どのルートでどれくらいの距離・時間がかかっているかが一目でわかり、効率的な配送ルートの計画を立てる際の参考になっている」
「予定されていない訪問先・地域への走行がないか、容易に確認できるようになった」

業務効率化を促進する便利機能⑤|ライブマップ


車両の現在位置情報やリスク運転が検出された箇所を地図上に表示します。

使い方のイメージ

頻繁にリスク運転が検出される場所や場所ごとのリスク運転の検出項目が把握でき、リアルタイムでの車両の現在位置情報もドライバー単位で絞り込んで確認できます。また、運行管理者とドライバーが会話しているとき、特に気を付けて走行してほしいルートについて、ライブマップを用いた説明・指導も可能です。

新人ドライバーに対しては、自社の実態をもとに、担当ルートにおける要注意エリアを事前にインプットすることで、添乗指導に代替する教育ができます。

便利機能として推奨する理由

ドライバーへ連絡することなく位置情報を把握できるのはもちろん、過去のリスク運転履歴を位置情報とセットで確認することでドライバーの運転の癖を掴むことが容易になります。

お客さまの声

「急ぎで対応してほしい用事が発生したとき、一番近いドライバーが誰なのかがすぐわかって便利」
「人員の入れ替わりが多いので、要注意ポイント(リスク運転が起こりやすい場所)をわかりやすく伝えられるのがよい」

今回ご紹介したDRIVE CHARTの5つの機能を活用すれば、交通事故削減だけではなく、業務効率化の推進も実現できます。従来の煩雑な管理業務や不便な慣習から脱却し、今より業務負荷が減る車両管理と安全管理対策を実現しましょう。

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執筆
DRIVE CHART編集部
編集
DRIVE CHART編集部