導入事例

2023.11.28

【一般営業車両編】~Safety Driving Award 2023受賞企業に学ぶ~ DRIVE CHART活用勉強会

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 DRIVE CHARTでは、効果的な事故削減に取り組む企業を表彰する「Safety Driving Award 2023」を2023年10月に発表。


 昨年に続き2回目となる「Safety Driving Award」、今年は事故削減を目指すより多くの企業の交通安全対策にお役立ていただくことを目的として『受賞企業に学ぶ DRIVE CHART活用勉強会』を開催いたしました。

 「一般営業車両」編、「トラック」編、「タクシー」編の3開催合わせて約500名の方々にご参加いただき、交通安全対策に取り組む受賞企業の効果的な取り組み事例をお話いただきました。

 受賞企業は、“走行距離1,000kmあたりのリスク運転数が少ない企業上位3社”で、「一般営業車両」部門では、日立ビルシステム及び同社グループ企業、日本オフィスオートメーション、日立グローバルライフソリューションズおよび同社グループ企業が選出されています。

 今回の記事では、同3社から発表いただいた交通安全対策に効果的な取り組みを、一部抜粋してご紹介いたします。

 
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日立ビルシステム様~ドライバーのリスク改善は「管理者次第」

 最初に活用のポイントについてご紹介いただいたのは、昨年に引き続き一般営業車両部門のグランプリを受賞された日立ビルシステムの楠敏文様。



 グループ会社での活用も広まり、今年はグループ会社を含めた集計でグランプリを獲得されました。導入企業における「一般営業車両」カテゴリーの平均と比較し、リスク運転発生率を10分の1以下に抑えています。

 DRIVE CHART活用にあたって、3つのポイントを挙げていただきました。1つ目は「安全運転指導要領の明確化」。毎週月曜日に送られてくる各ドライバーのスコアが総括された「サマリーメール」を使い、管理者がどのような場合にどう安全指導を行うのか、明確な基準を定めています。

 2つ目は、管理者がドライバーをどのように指導したら良いかを学ぶ「運転指導勉強会の開催」。具体的には管理者向けに効果が出る指導のポイント、指導しづらい項目への対応方法など、DRIVE CHARTの使い方を含めて、ドライバーに納得感のある指導方法を学ぶ内容となっています。

 3つ目は、管理者の運転指導の成果を定期的に見直す「安全運転指導の振り返り」です。DRIVE CHARTの運転成績を月次で見える化し、管理者に情報共有。成績の推移や他の支店との比較で、指導の成果が出ているかどうかを振り返っています。

 「ドライバーのリスク改善は、管理者次第だと思っています。管理者は運転指導のプロではありません。適切な運転指導をするためには、安全運転の“指導ポイント”を習得する必要があります。本社側ではそのサポートをしております。車両事故ゼロという高い目標を持って、今後も活動を展開していきたいと思っております」(楠様)

日本オフィスオートメーション様~重点目標のリスク運転を90%削減

 続いてお話いただいたのは、オフィスオートメーションの近藤高志様。DRIVE CHART導入前も別のテレマティクスを利用されていましたが、物損事故・追突事故を起こさないという更に踏み込んだ交通安全対策を行うために、DRIVE CHARTに切り替えていただきました。



 リスク運転を減らすために実施している4つの取り組みをご紹介いただきました。1つ目は、月初に支店長、エリア長、保険会社代表が出席しDRIVE CHARTのデータを振り返る「車両会議」。事故件数やリスク運転数などを確認し、ドライバーへどのように個別指導を行うかを決めています。

 2つ目は、リスク運転動画が検出されたら、必ず上長とドライバーが当日中に動画確認する「ヒヤリハット削減」。3つ目はエリア長主導で、DRIVE CHARTのデータを参照しながら過去の事故対策の発表と振り返りを行う「交通安全運動」。4つ目は優良なドライバー・エリアの「表彰制度」です。

 この4つの取り組みの結果、重点目標としていた車間距離不足や脇見を90%前後削減でき、事故件数も着実に減らすことができているとのこと。

「事故は起こしたくて起こしている人はいないが、必ず原因がある。各々の自覚や、上長の指導によって大きな増減があると思うので、DRIVE CHARTを継続して利用し、事故ゼロを目指して活動していきたい」(近藤様)

日立グローバルライフソリューションズ様~着実なステップで事故を未然防止

 続いての発表は、日立グローバルライフソリューションズ・岩井川庸伸様。2021年からDRIVE CHARTの利用を開始、とりわけ課題感の強かった路上の事故防止に繋げるために導入されました。



 事故削減に向けた3つの取り組みをお話しいただきました。まず1つ目は、「運転レポート閲覧率の向上」です。繰り返しの周知や、部門ごとのリスク運転件数、レポート閲覧率などの毎月のデータを事業ラインと共有。こまめな声かけなどにより、9割以上の閲覧率を達成することができました。

 次のステップとして「リスク運転動画の閲覧率向上」に取り組んでいます。レポートに加えて、リスク運転動画の閲覧率も事業ラインと共有し、動画閲覧率も徐々に伸びています。さらに3つ目の取り組みとして、リスク運転ゼロのドライバーを表彰するなど全社での「繁忙期のリスク運転撲滅キャンペーンの展開」を行われています。

「DRIVE CHARTと言う仕組みは、事故を未然に防ぐための情報を得られる機会だと思っています。私どもの基本的な取り組みとして、運転を振り返って、反省すべきところは振り返って改善し、次の安全運転に繋げていく。これをずっと回していくことが事故の未然防止につながると思っていますし、今後とも活用を進めていきたいと思います」(岩井川様)

質問への回答パート

 各社の発表の後には、視聴者である他のDRIVE CHART導入企業よりあがった質問への回答パートを行いました。「現場管理者をうまく巻き込むにはどうしたらよいか?」「DRIVE CHARTの活用を促すためにどのような運用ルールを設定しているか?」といったリアルなお悩みについて、登壇者から回答がありました。

 DRIVE CHARTでは今後も、より活用いただくための勉強会、セミナーなどを積極的に開催していき、交通事故削減に貢献していきたいと考えています。

無料セミナーも開催中

DRIVE CHARTでは導入企業である各業界のリーディングカンパニーの取り組み事例をご紹介する無料セミナーも開催しています。20分で交通事故削減・業務効率化のノウハウを学ぶことができ、参加後アンケートに回答することでセミナー資料プレゼントの特典もあります、ぜひお気軽にご参加くださいませ。
 
▼内容  DRIVE CHARTの導入事例紹介(営業車編)
     製薬業・設備メンテナンス業・小売業など複数企業の
     「当初の課題」「対策」「効果」をご紹介
▼対象  総務部門・車両管理業務部門のご責任者・ご担当者様
     安全管理部門ご責任者・ご担当者様
日程  2023年12月14日(木)12:00~12:20 受付を終了しました
     2024年 1月16日(火)12:30~12:50 受付を終了しました
▼定員  100名
▼参加費 無料
▼会場  オンライン配信
▼備考
・ビデオ会議ツール「Zoom」を活用します。
・開催前日までに、お申し込みいただいたメールアドレス宛に視聴方法をお送りします。
複数名にてご参加いただく際につきましても、お手数ですが1名ずつフォームよりお申し込みください。
・開始5分前を目途に上記メールに記載のURLをクリックして、ご参加ください。

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