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2025.12.24
「Safety Driving Award 2025」授賞式イベントレポート、受賞企業が語った言葉とは

「Safety Driving Award 2025」は、社用車の交通事故削減に向けた優れた取り組みを行っている企業を表彰するアワードで、5つの団体及び企業によって構成されるSafety Driving Award 2025 実行委員会*1によって企画・運営されています。
昨年に続き2回目の開催となった本年も、業種や規模を問わず全国各地の企業から応募が多数集まりました。審査は外部専門家を含む6名の審査委員によって行われ、受賞企業8社が選出されました。
11月には授賞式イベントとして「Safety Driving Forum 2025」を開催。社用車の安全管理に力を入れる数多くの企業が集い、交通事故削減へ向けたノウハウが共有されました。
本記事では、「Safety Driving Award 2025」の企画概要、授賞式イベント当日の様子、受賞企業の声をレポートします。
*1 「Safety Driving Award 2025 実行委員会」(構成団体および企業:一般財団法人 全日本交通安全協会、一般社団法人 日本事故防止推進機構、日本カーソリューションズ株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、GOドライブ株式会社)
「Safety Driving Award 2025」企画概要

「Safety Driving Award」は、交通事故の削減に向けた各社の意識・取り組みをアップデートするために「素晴らしい取り組みは適切に賞賛され、広く共有されるべきではないか」という考えの元、2024年に初開催されました。
昨年度の開催後には、受賞企業やイベント参加者から「取り組んできたことは間違いなかったと思えたと同時に、新たな改善点も見つかり有意義だった」「ドライバーに安全意識を浸透させるためにできることはまだまだあると感じた」といった声をいただき、社会全体の安全意識向上に繋がる意義ある取り組みであることが確かめられました。
本年度も、昨年度に引き続き2つの部門でそれぞれ審査を行いました。審査基準、及び審査過程は以下の通りとなります。
授賞式イベント「Safety Driving Forum 2025」当日の様子

「Safety Driving Forum 2025」は、2025年11月21日に赤坂インターシティコンファレンスにて開催されました。
「社用車事故を削減した企業の共通点とは -アワード受賞企業の取り組みに迫る-」という副題で、専門家による講演や「Safety Driving Award 2025」受賞企業の取り組み発表、パネルディスカッション、交流会が行われました。
当日は、前年度の2倍となる人数の参加者が来場し、社用車の安全管理に対する社会的な関心が一層高まっていることを肌で感じられる場となりました。
イベントの様子をダイジェストムービーにまとめましたので、ぜひご覧ください。
イベントは2つの講演によって幕を開けました。
まず独立行政法人自動車事故対策機構(ナスバ)東京主管支所の島添 勝博氏による基調講演では、自動車事故がもたらす事故被害者の実態が示されました。重度後遺障害者は常時/随時の介護が必要で家族を含めた人生を一変させてしまうという切実な現実は聴講者に強い衝撃を与えました。
次に、元京セラ副会長や元日本航空副社長執行役を歴任した、株式会社NTMC代表取締役社長の森田 直行氏による特別講演が行われました。奇跡とも呼ばれたJAL再建の事例で語られた、現場社員の「当事者意識」を高める組織体制の確立は、この後に発表された受賞企業が実践している事故防止を「自分ごと化」させるための取り組みに通じるものがあり、イベント全体として「当事者意識」はキーワードとなっていました。
続いて、「Safety Driving Award 2025」の受賞企業8社が発表され、審査委員よりトロフィーの授与が行われました。受賞企業の取り組み内容の発表に続き、受賞企業によるパネルディスカッションも行われ、以下のように取り組みの工夫から得られたメリットまで語られました。
・従業員の安全運転へのモチベーションをどのように維持したか?
・本社の安全最優先の考え方を現場にどのように浸透させた?
・お客様や関係会社に安全重視をどのように理解してもらったか?
・安全管理に力を入れたことで会社として得られたことは?
なお受賞企業8社は以下の通りです。
「営業車部門」受賞企業
- ・最優秀賞:ヤマハ発動機株式会社
- ・優秀賞:丸尾興商株式会社
- ・優秀賞:日立グローバルライフソリューションズ会社
- ・特別賞:ヤマダインフラテクノス株式会社
「運送事業部門」受賞企業
- ・最優秀賞:西部運輸株式会社
- ・優秀賞:名阪急配株式会社
- ・優秀賞:日本交通株式会社
- ・特別賞:株式会社アトランシード
「Safety Driving Award 2025」の概要・受賞企業の一覧はこちら
「Safety Driving Forum 2025」の概要はこちら
「Safety Driving Award 2025」受賞企業に見えた共通点とは

「Safety Driving Award 2025」の受賞企業の登壇内容からは、安全管理に注力することが、単なる事故削減を超えた多面的な成果を生み出しているという共通の認識が浮かび上がりました。
受賞企業の声
「安全や法令を遵守する姿勢がお客様や地域からの信頼獲得に繋がり、新たな取引受注にも繋がっています」
「取引先や関係会社にも協力いただきながら、業界としての安全管理水準を高められている点が発注元からも高く評価されました」
「安全管理に注力したことは結果として働きやすさにも繋がり、社員の離職率低下という副次効果が得られています」
このように、安全管理への投資は企業価値向上に繋がる重要な経営課題であるという認識が共有され、受賞企業各社の取り組みから学びを得ることができました。
さらに、当日のイベント終了後には、受賞企業以外の参加者から具体的な運用方法を尋ねる交流や、受賞企業のグループ会社向けの勉強会への登壇依頼が届くなど、「安全の知恵」を共有する学びの輪が着実に広がっています。
「Safety Driving Award」は、今後もこのような連鎖を加速させるプラットフォームとして、より多くの企業にご参画いただき、各社の新たな学びと創意工夫へと発展いただけるよう、継続して開催して参ります。